夢からわかる自分の心 心理状態はどうなっているのか?

あなたは夢を見ますか?

しっかり覚えている夢もあれば、うる覚えの夢もあるかと思います。

目覚めたくなかったという幸せな夢もあれば、もう2度と見たくないと思うような夢もあるでしょう。

夢は一日4〜5回見ていると言われており、その夢には心理状態が反映されています。

夢は潜在的な意識の現れです。

夢の種類を2つに分類すると、現実では叶えられない願望や、強く望んでいることを実行している夢、そして嫌なことや恐れていることが起こる夢と分けることができます。

なぜ夢を見るのか

夢は潜在的な意識の現れ

夢の多くは不思議だったり、一貫性のないものだったりしますが、それは、自分の願望をストレートに表現したくないという意識が働くからではないかと考えられています。

つまり、夢の中であっても意識のコントロールが働いているということです。

では、意識はなぜ夢の中身をコントロールしてしまうのでしょうか?

それは、現実とかけ離れていたり本心に気づいたりすることで、自分の中のモラルに矛盾が生じてしまうからです。

記憶の整理のため

人は常日頃から五感を通して膨大な情報を脳は処理をしています。

その中で全てを記憶することは到底難しく、そんな脳のデータ処理のために夢は活用されているようです。

つまり夢は脳の中で記憶をアップロードしたりアンインストールしたりを繰り返している証拠。

そのため、夢は必ず自分が経験したものしか見ないとされています。

でも「行ったことないところ」とか「出会ったことない人」とか出てくるよ?と思うかもしれませんが、それは全てテレビやなにかしらのメディアを通して自分の記憶の中に入ってきてるといえます。

2種類の睡眠

レム睡眠

⇒脳は起きているが、身体は眠っている状態
ノンレム睡眠の間に見る夢の特徴>

はっきりしない、ぼんやりとした内容
ストーリーがなく、平凡
目が覚めても、夢の内容を覚えていない

ノンレム睡眠

⇒脳は寝ているが、感覚器官や筋肉とはつながっている状態
レム睡眠の間に見る夢の特徴>

比較的はっきりしている
ストーリー展開がある
夢の内容を覚えている

夢は主にレム睡眠時に見ます。

そのため情報を整理しているのはレム睡眠のときに行われているといわれています。

ちなみにこのとき人間の眼球はしきりに動いているようです。

夢がモノクロかカラーかを決めるのは?

見る夢が「モノクロ」か「カラー」かも、日中の活動によって変化が表れます。

アーティストなど、色彩が豊かな空間で活動している人はカラフルな夢を見る傾向があり、反対に色による視覚的刺激の少ない環境で生活している人は、夢もモノクロになりやすいといわれています。

代表的な夢

追われる夢・逃げる夢

何かに追われたり、何かから逃げる夢を見るときは、日常生活でも仕事や借金、試験などに追われていることが多いと言われています。

この夢を頻繁に見るようであれば、問題の解決が必要。仕事量を見直したり、借金の問題であれば、早めに解決のために行動しましょう。

空を飛ぶ夢

空を自由に飛ぶ夢を見た時は、自由に動くことができるだけの能力と運気が備わってきている状態といえます。

日常生活が理想的に進んでおり、非常に良い状態です。

誰かを殺す夢

誰かを殺してしまう夢は、その相手を消してしまいたい、その相手から逃げ出したいという気持ちの表れです。

人を殺してしまう夢はショッキングですが、その相手が誰であるかにも、深層心理が表れているといえます。

相手が恋人なら、その人との付き合いを終わらせなければいけないと感じているのかもしれません。

自分の親であれば、自立する必要があると強く感じているということでしょう。

悲しい、泣いている

何かに対しての強い後悔を表しています。また泣いているというのは現実で流せない分の涙を夢の中で変わりに流すことで、そのストレスを脳が処理しているとも言われています。

ちなみに泣くことを我慢している夢は、実生活でも我慢を強いられているという場合が多いようです。

溺れる夢

これは頼るものへの不信から見る夢です。

家族やパートナー、友人との信頼関係が揺らいでいるんじゃないかと自分が感じているときに現れやすいものです。

精神的な拠り所を求めている心理状態を表しているといえます。

高いところから落ちる

なにかで自分の自信を失っているときによく見られます。高ければ高いほど、穴などの深いところへ落ちるなら深いほど自信喪失の度合いが強いと思われます。

しかし、落ちた際に無事だったりもしくはなんともなかったという夢に関しては、現実での自分の問題が「本当は大したことない!」と無自覚に認識しているケースもあるようです。

まとめ

夢は潜在的な意識の現れ。

そして莫大な量の情報を脳が整理するために夢を見ることもあります。

夢には心理状態を表すメッセージがあり、自分では大したことないと思っていても、無意識でそれは重大なことと気付いています。

それが夢になって心理状態を表していることはよくあります。

振り返ると、高いところから落ちる夢をあの時期多く見たなーとか、この記事を書きながら思い出しました。

そのときは仕事が精神的にしんどく、落ち込んでいた時期でもあったので「自信喪失の現れ」だったように思います。

夢という無意識のメッセージを客観的に分析し、今の心理状態はどうなのか?

夢を見たときはそれを自分に問いかけることで、客観的な自分の状態がわかるのでぜひ試してみてください。

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