夏バテとは、高温多湿の環境に身体がうまく適応できないことによる体調不良の総称です。
エアコンの効いた室内と蒸し暑い室外の温度差により、自律神経のバランスが崩れ、夏バテと呼ばれる様々な症状を引き起こします。
そして夏は、のどごしのよいそうめんや冷麺などを食べる機会が多く、炭水化物に偏った食事になりがちです。
夏バテ予防のためには、不足しやすいタンパク質やビタミン、ミネラルなどを意識して取る必要があります
今回は夏バテ対策として、おすすめの食材と栄養素のご紹介をします。
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夏は特に接客的に取るべき栄養素
タンパク質
魚や肉などに多く含まれるタンパク質は夏バテ症状に効果的です。
タンパク質は牛肉、鶏肉、豚肉などの肉類、そして卵や魚、大豆製品などに多く含まれています。
タンパク質には筋肉の合成、疲労を回復させる効果や、体力の温存効果、そして身体の持久力を向上させる効果があります。
タンパク質を取るためにおすすめなのが、旬の魚を食べることです。
アジ、サバ、タコ、キスなどがそれに当たります。
魚は意識しないとなかなか食べないもの。
魚からはEPA,DHAと呼ばれる食べ物でしか取れない良質な脂質が含まれています。
ビタミンB1
ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」と呼ばれ、糖質をエネルギーに変えてくれます。
さらに体内の老廃物の代謝を行い、疲労回復させてくれる働きもあります。
ビタミンB1の栄養が豊富な食材として代表的なものが豚肉。
その他にもうなぎ、レバー、大豆製品などに多く含まれています。
水に溶けやすいビタミン(水溶性)なので、不足しないようこまめに摂取することをお勧めします。
ビタミンB2
ビタミンB2は、主に脂質をエネルギーに変える働きがあり、適切に摂取することで栄養の吸収率がアップして、暑さに耐えられるエネルギーをつくります。
「発育のビタミン」とも呼ばれ、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に関わります。
ビタミンB2は納豆やうなぎ、卵や緑黄色野菜などに豊富に含まれています。
ビタミンC
ビタミンCは免疫力の向上に役立つとされています。
また、心身のストレスをやわらげる効果もあるので、夏バテ解消におすすめです。
ビタミンCはピーマンやブロッコリー、カリフラワー、そして果物に多く含まれています。
ミネラル
暑い夏には汗をかき、体内の水分バランスが崩れがちになります。
特に運動、スポーツをしているときは、汗をかいたら水分と一緒にスポーツドリンクや塩アメなどでミネラルをこまめに補給してください。
ミネラル不足になると、足が攣りやすくなったりします。
最近寝起きで足が攣る方は、ミネラル不足かも。
ミネラルは小魚類、牛乳、ほうれん草などに多く含まれています。また、ご飯を食べる際に、味噌汁を飲むことで手軽にミネラルを補給できます。
クエン酸
クエン酸は疲労感を軽減し、新陳代謝を活発にする効果があります。
また体内のエネルギー効率をよくする効果もあり、夏バテによる疲労感によく効きます。
レモンなどの柑橘類やじゃがいも、黒酢、梅干し、シソなどに多く含まれています
おすすめ食材
夏野菜
レタス
トマト
きゅうり
ピーマン
かぼちゃ
なす
ゴーヤー
とうもろこしなど
牛肉、豚肉、魚
魚は夏が旬なアジ、サバ、タコ、キスがおすすめ
うなぎ
ウナギは栄養価が非常に高い。
ビタミンA、B1、B2、E、Dのほか、カルシウム、鉄分、亜鉛、脂質(DHA、EPA)、コラーゲンなど、夏バテ予防に必要な栄養素が豊富に含まれています。
梅干し、レモン
そのまま食べることのできる梅干しは積極的に食べましょう。
レモンはレモン水として冷やして飲むとさっぱりと飲めて美味しいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
これからますます暑く夏本番になってきます。
夏バテになりやすいのは、季節の変わり目に温度差、そしてエアコンによる温度差による自律神経の乱れが原因で起こります。
そうならないためにも、旬の夏バテ防止食材を食べて、暑い夏を乗り切っていきましょう!
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