パーソナルトレーナーが行うコンディショニングとは!?

コンディショニングとは「運動競技において最高の能力を発揮できるように精神面・肉体面・健康面などから状態を整えること」とされています。

より分かりやすく説明すると、コンディショニングは運動競技のためにコンディションを整える方法です。

コンディショニングへの理解と実施は、スポーツパフォーマンス向上に欠かせません。

このコンディショニングという言葉、一般の方にも「とても大切」です。

コンディショニングというのは「コンディション=身体の調子」を良い方向へ向かわせる・維持し続ける為の機会・行動を行う事だからです。

つまり、いつでも自分の能力を最大限に発揮できる状態を作ることがコンディショニングであり、アスリートのみならず、あらゆる人が取り入れるべきセルフケアです。

まとめると、1、「スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えること」。

2、「快適な日常生活を送るために、筋力や柔軟性、全身持久力をはじめとする種々の体力要素を総合的に調整すること」。

この2つを意味します。

では具体的に身体の状態を整えるとはどういうことか?

コンディショニングには6つのアプローチがあります。

・体力面:筋力トレーニングや柔軟ストレッチを実施する
・技術面:個々の能力に合わせたメニューを実施する
・メンタル面:本番を意識したルーティンを実施する
・栄養面:三大栄養素をバランス良く摂取する
・環境面:規則正しい生活習慣を心がける
・医学面:怪我の予防・回復に努める

①体力面

体力面におけるコンディショニングは、筋力トレーニングや柔軟性のトレーニングなどが挙げられます。

筋力を上げ、柔軟性を高めることで、選手としての基礎的な能力を上げながら、同時にケガのリスクを下げ、長期的にコンディションを上げていきます。

②技術面

スポーツは、筋力や柔軟性のある身体をどのように扱うかという技術が、パフォーマンスの向上に直結します。

選手ごとに特性や得意な分野が異なることもあり、それぞれにあった技術の習得とトレーニングを行わなければなりません。

また、トレーニングのレベルは個人差があり、技術レベルやその人の目的に合ったトレーニングメニューを実施する必要があります。

③栄養面

身体のコンディションを整えるには、食事を意識することが不可欠です。

特に三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)をバランス良く摂取するようにしましょう。

三大栄養素はそれぞれ役割や効果が異なり、バランス良く摂取することで体の調子が整うとされています。

炭水化物はトレーニングに必要なエネルギー源となり、タンパク質は骨や筋肉、肌を回復させます。また、野菜やきのこ、イモ類には、身体の活動を補助するビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、果物には糖質とビタミンが含まれています。

④精神面

プレッシャーやオーバートレーニング、病気などのメンタルケアや本番でぶれない精神を意識したメンタルトレーニングを実施します。

競技のプレイヤーは、試合中にかなりの集中力を使います。

また、日々のトレーニングによって、体はもちろんですが神経も疲労します。

これらの疲労がたまるとオーバートレーニング症候群を引き起こしてしまうかもしれません。

また、近年ではアスリートにメンタルトレーナーがつくことは当たり前になりました。皆さんも、練習した成果を本番で発揮しようと緊張した経験はありませんか?実際、メンタルとフィジカルの関係性はどんどん明らかになってきました。

練習の日記をつけたり、ルーティンを実施したり、本番のイメージトレーニングをしたりして、選手の精神面をコンディショニングします。

また、本番直前のプレッシャーやストレスを軽減するために、リフレッシュや休養をルーティンに組み込むことも重要です。

⑤医療面

トレーニングによって身体を鍛え、技術を上げてパフォーマンスが向上しても、体を壊してしまっては元も子もありません。

日ごろの練習からケガの予防やストレッチを行います。

日頃から怪我の予防・回復に取り組むことも、コンディショニングでは大切な要素です。

怪我を予防するためには、運動後のストレッチ、定期的なメディカルチェック、タンパク質・クエン酸の摂取が大切になってきます。

また、長い目で見て選手の身体が競技を続けられるようにすることも、コンディショニングの大事な役目です。

⑥環境面

コンディショニングにおいては、環境面を整えることも大切です。規則正しい生活習慣を心がけることで、運動競技のパフォーマンス向上につながります。

具体的には、以下のような生活習慣を意識しましょう。

1、十分な睡眠時間を確保する
2、就寝時間と起床時間を固定する
3、食事を毎日同じ時間帯に摂取する
4、身体を休めるための休養日を作る 

選手の細かい身体の変化にもいち早く気づき、オーバートレーニングになっていないか、パフォーマンスに違和感がないかなどのケアマネジメントをするのも重要な役目です。

まとめ

誰もが風邪を引いている訳ではないのに
「今日は動きが良いor身体が重い」
「気分が良いor気持ちが乗らない」
「身体が軽いorうまく身体が動かせない」などという経験が一度はあると思います。

その対処法は人によって
・1日8時間寝ていること
・週1回スポーツをすること
何となくこれが良いと思っている機会・行動これがコンディショニング方法なのです。

パーソナルトレーナーはこの6つのアプローチ(体力、技術、メンタル、栄養、環境、医学)でコンディショニングをし整えます。

アスリートだけではなく、一般の方にもコンディショニングは必須です。

そして誰一人として同じ作りの身体の人はいなく、個々のコンディショニング法が必要となります。

コンディショニングトレーニングをすることで、筋肉をただ鍛えるのではなく、やわらかくて弾力のあるしなやかな筋肉に調整します。

普段使っていない筋肉をほぐしてあげることで、関節周りの可動域が広がったり姿勢が改善されたりします。

そのため、疲れにくく回復しやすい体づくりを目指せます。

またBMH PERSONAL GYMではオリジナル評価シートがあり、記入することで、自身のことが客観的にわかります。

さらにコーチングを用いてカウンセリングをするので、より詳細に自身のことが内面からわかるでしょう。

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